2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧

大川端だより(275)

22日の土曜日に『Volo(ウォロ)』の冬季拡大編集委員会があり、参加者は14人とそんなに多くはなかったが、大いに盛り上がり、特集企画も7〜8本決る。10時半から18時までの長丁場だったが、あとの懇親会もD編集委員の別の忘年会と合同で行ない、こち…

■自分で「活動」を創るプロデューサーになろう

土曜日の『ウォロ』拡大編集会議の様子

大川端だより(274)

■「人類史は闘争史なのか?」 一般的に、「人間の歴史は戦いの歴史だった」というステートメントは受け入れられやすい。「人生は闘いだ」とか「競争によって社会は進歩する」というような物言いも、みんなの経験に照らして受け入れられやすいように思う。で…

■闘争か、協働か?

大川端だより(273)

■みんな「地球の人」 有名な俳人、三橋敏男に「家毎に地球の人や天の川」という僕の好きな句がある。天の川が見えるほど大気の澄んだ夜空の下にフツーの人々の住む家々があり、灯りが点っている。大空からの視点で見ると、大阪だとか東京だとか、日本だとか…

■みんな「地球の人」

大川端だより(272)

以下、メールマガジン「市民プロデューサー通信」より再掲します。 ■「如何なる場合にも平気で生きて居る事」 長谷川櫂著『俳句的生活』(中公新書)の受け売りだけど、正岡子規は病床にあって、「余は今迄禅宗の悟りといふ事を誤解していた。悟りといふ事は…

■如何なる場合にも平気で生きて居る事

大川端だより(271)

昨日の朝日の夕刊(3版)は特オチなのか、毎日新聞には載っている「大阪知事選 熊谷・阪大教授擁立へ 民主 与野党対決へ」という特ダネが抜けていた。朝日はトップ記事が「大阪知事選 橋下氏 出馬を表明 関心5年前から」となっており、朝からテレビで散々…

■橋下弁護士の嘘を府民はどう思うだろう

大川端だより(270)

■「その肩の」 句集のタイトルは「その肩の無頼のかげや懐手」という句からとられている。沢木耕太郎著『無名』の中に出てくる一句である。沢木は、父・二郎の三百句を超える遺句の中でこの句をいちばん好み、その上五をとりタイトルとする。米寿を過ぎてか…

大川端だより(269)

12月8日(土)は、フィールドワーク市民塾で大阪城公園の陸軍砲兵工廠跡を歩く。参加者はスタッフを含めて30数名。中には新潟県長岡市からわざわざこの市民塾に参加するために駆けつけた人も。その方は、全国的に有名な長岡の花火について研究しておら…

■今回の市民塾もとても学びが多かった

三宅先生のレクチャー いざ出発! 落ち葉を踏んで 陸軍城南射撃場跡の碑 こういう太い水道管のようなパイプも砲兵工廠製品 マイクで説明 石垣の白っぽい部分が爆弾で吹っ飛んだ所を修復した箇所 銃弾痕の残る石垣 砲兵工廠跡の碑 砲兵工廠があったことにより…

大川端だより(268)

きのうに続いて、以前に書いた音楽エッセイを一発。「11月にエリック・クラプトンが来る」と書いているので、数年前のことだと思う。 いよいよ明日は「フィールドワーク市民塾3」。OBP、大阪城公園の、陸軍砲兵工廠跡を歩く。早々と定員一杯になった人…

大川端だより(267)

ずいぶん前に「市民プロデューサー通信」に書いた原稿ですが、パソコンのあっちこっちをいじっていたら出てきたので再掲します。 ■「ビートルズの市民性」 この年まで生きてきた中で、いちばん数多く聴いたアルバムは、やっぱりビートルズの「サージャント・…

大川端だより(266)

さっき毎日放送の「ちちんぷいぷい」という番組で、石田クン(アナウンサー?記者?)が、大阪府知事の年収は2千5百万円で、4年の任期を務めると、退職金が4千万円貰え、任期中トータルすると日給10万円になると発言していた。これを高いと見るか、安…

大川端だより(265)

シチズン(citizen)を「市民」と翻訳したのは福沢諭吉だそうだが、シミンではなくイチミンと発音していたようだ。イギリスの市民革命の担い手だったシチズンは、文字通り市場での支配力を増していたブルジョア階級だったので、福沢は、日本でも、市場で生き…

大川端だより(264)

民人(「みんじん」or「たみびと」と読もう)という言葉はない。人民や民草という言葉はあるが、前者はドコソコ人民共和国を想起させるし、後者はあまりにもペンペン草のような感じがするので、使いたくない。前にも書いたような気がするが、最近「市民」と…