2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

大川端だより(418)

『遠い太鼓』の中に、「まるで人生の日だまりのような一日」についての描写が出てくる。村上夫妻がギリシャのレスボス島を訪れた時のことである。同島出身の画家セオフィロスの美術館を出て、カフェに入り冷たいビールを注文すると、目の奥が痛くなるくらい…

■「まるで人生の日だまりのような一日」

大川端だより(417)

『遠い太鼓』は、村上春樹が1980年代の後半にヨーロッパで3年間暮らした時の記録である。この間に彼は長編2作(『ノルウェーの森』と『ダンス・ダンス・ダンス』)と短編集(『TVピープル』)を書いている。またほかに、何冊か翻訳もしている。3年…

■ギリシャの猫、ニホンの猫

大川端だより(416)

この辺りは、数年前までは食品スーパー不毛の地だったのだが、3年ぐらい前に南森町町交差点の南東角にコーヨーができ、昨年暮れに天神橋筋商店街4丁目にスーパー玉出ができて、すでにあった阪急ファミリーストアとダイエー系のグルメシティを加えて、天ニ…

■ペリエの安い食品スーパーがある

大川端だより(415)

村上春樹の『ねじまき鳥クロニクル』を再読了。その中で笠原メイという17歳の女の子が使う「アヒルのヒトたち」という言葉がとても印象に残った。彼女が働く奥深い田舎のかつら工場の中にある池にいるアヒルたちのことなのだが、ネイティブ・アメリカンが言う…

■アヒルのヒトたち

大川端だより(414)

今日、朝の「はなまるカフェ」に漫才コンビ「ロザン」の菅ちゃんと宇治原くんが出ていた。宇治原くんは京大卒のクイズ王として全国的につとに有名だが、菅ちゃんは関西でこそ大阪ガスのCFでも有名なのに全国的にはおそらく知名度では宇治原くんに大きく水…

■ロザンとシャンプーハット

大川端だより(413)

昼は良いお天気で暖かかったけど、暗くなって寒さが増してきた。今日は久しぶりに夕食を外でとる。天五(天六?)のイタめし屋さん「前菜屋」で、トマトのサラダ、カキフライ、ミートスパゲティ、そしてブルーチーズとくるみとブナしめじ、という珍しい取り…

■ひさびさに夜は「前菜屋」にて外食

ブルーチーズとクルミとブナシメジのピッツァ

大川端だより(412)

昨日は住吉大社への初詣を兼ねて叔母さんちを訪問。弟家族も合流して豚と牡蠣の鍋で食卓を囲む。 正月三が日はほとんど読書で過ごす。特に去年読んだ村上春樹の『1Q84』に続き、『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』『海辺のカフカ』を読了。…

■謹賀新年!!!住吉大社は人人人。