大川端だより(266)

さっき毎日放送の「ちちんぷいぷい」という番組で、石田クン(アナウンサー?記者?)が、大阪府知事の年収は2千5百万円で、4年の任期を務めると、退職金が4千万円貰え、任期中トータルすると日給10万円になると発言していた。これを高いと見るか、安いと見るか…。


20代の野球選手で年俸1億円というのは最近ではあまり珍しくはないが、それに比べると、安すぎる感じもする。しかし、野球選手は、活躍することによって人気が出て、彼を見に来るお客さんを増やせる。つまり、彼を見るためにお金を払う人が増えるということは、自分で稼いでいるということだ。それに比べ、知事は人びとの税金で給料を支払われるわけだし、行政に使うお金も税金だから、自分で稼いだお金とは言えない。


今朝あたりからタレント兼務の橋下弁護士自民党が担ぐ、というニュースが流れていたが、どうやら橋下事務所は出馬を否定しているらしい。今の橋下さんの年収は2千5百万どころではないだろうから、子どもが6人もいる彼が激務のうえ収入の低い大阪府知事選出馬を引き受けるとは思えない。


チャンネルを替えながら、関西ローカルの夕方のニュースワイドショーをハシゴしていたら、関テレの「アンカー」に出ていた政治評論家(?)の青山さんが本命は西川きよしだ、と断言していた。そして、知事は外交や軍事はやらなくていいので、きちんと国政の中で福祉政策を勉強し、実績もある西川さんなら、府知事にはピッタリだと言っていた。ゲストの女性作家も「彼なら清潔(お金にも汚くなさ)そうだし…」というような意味のことを言っていた。きよっさんにシビアな府政運営が出来るかどうか分からないが、横山ノックよりはマシかもしれないなあ。