大川端だより(406)

先々週(10月17日)と先週(24日)は、それぞれボラ協のボランタリズム研究所設立記念シンポジウムとパーティ、それにDAN会主催の「激論!市民のしゃべり場」の第1回目が行われました。前者は日本全国から80名ほどの参加者があり、大盛況でした。


また、「激論!市民のしゃべり場」のほうは参加者こそ20名程度でしたが、大阪市立大学の古久保先生を招いて、レクチャーのあと、「ベーシック・インカムの是非」について、賛成派と反対派に分かれて議論をしました。論点としてはやはり財源論が焦点になり、そこのところは参加者もいちばん分からないところで、若干隔靴掻痒の感じが無きにしも非ず、というところでした。


ただ、多くが団塊の世代の参加者のため“議論意欲”は高く、アンケートでも「有意義な議論ができた」というような感想が多くみられました。20人程度だったので、小グループに分けるのではなく、賛否2派に分け、最初は活発な発言が出るかどうか少し心配もしましたが、杞憂に終わりました。


次回のしゃべり場は11月15日(日)の午後1時半からで、テーマは「脳死と臓器移植」です。レクチャーは應典院の山口洋典主幹にお願いしています。

詳細は、団塊アクションネットワークのHP(http://dankaiaction.jp/lectures/2009.html)をご覧ください。