大川端だより(371)


造幣局の通り抜け」に行ってきた。いやいやものすごい人出である。出店も、大川端の染井吉野の花見の時の3倍は出ていた。鮎の塩焼きとか鮪の串焼きとか、食べ物屋はもちろん、古着屋とかスマートボールとか、さまざまな店が出ていて、ものすごく規模の大きい縁日みたいである。今日は金曜日の昼間だったので、お年寄り連中が非常に多かった。なぜ、大阪のお年寄りは「通り抜け」がこんなに好きなのだろう。たった560メートルを、警備員に「立ち止まらないでください」を連発されながら、あちらこちらで立ち止まって携帯電話やデジカメで八重桜やお連れの記念写真を撮っていた。この週末は、さらに多くの人出があるだろう。これで大阪の桜が終わる。今度は芝桜やツツジの季節となる。大川端が一番美しい時である。