昨日の夜はメルマガ「市民ライター通信」(購読申込み→http://f-ts.bb4u.ne.jp/~writer/contents/page4.html)

の編集会議があり、終わったあとの飲み会で、人の呼び方についての話題で大いに盛り上がる。全員アラウンド「団塊」だったので、「〜選手」という呼び方を知っていた人もいた。また、ぼくはすっかり忘れていたのだが、「〜氏」というのもあったなあ、という話になり、確かに「木村氏は今どうしてんのん?」というように第三者に対して使うこともあれば、本人を目の前にして「木村氏はどう思ってんのん?」というような使い方もした。呼び捨てや「さん」とか「くん」を付けると、どうしても序列性のようなニュアンスが残るので、それを無色化するために「〜氏」や「〜選手」を使ったんだろうな……。社会言語学的に研究してみても面白いかもしれないなあ。


ところで、すでにいろんなところで指摘されていることだが、「米国は核兵器を使った唯一の国として核兵器廃絶に向けて行動する道義的責任がある」というオバマ大統領の言葉は、日本の外交にとって千載一遇のチャンスだと思うのだ。しかし、日本政府は、これに対して何らかの施策を考えている風ではない。広島にオバマとロシアのメドベージェフ大統領を招いて、国際的な核廃絶キャンペーンを展開しよう、という提案もなされているが、日本の外務省はそんなことには頭も回らないのだろう。