大川端だより(296)


土日と大阪ボランティア協会の事業計画会議に参加。土曜日の夕方6時から日曜日の4時半まで、という長丁場である。ボラ協の4月からの全ての新年度の事業について、主にその事業を担当するボランティアがプレゼンをし、参加者全員から質問や提案を受け、次年度の事業計画を確定する。ぼくも2事業(『ウォロ』と「NPO推進センター運営委員会」)についてプレゼンを担当した。


今回の会議は、従来からの参加者全員に対してプレゼンテーションするのは同じだが、全事業5分に発表時間を絞り、その後、5つのグループに分けて短いディスカッションを行い、各グループで質問や提案をまとめ、それを議長団を通じて発表者と全体にフィードバックして応答する、というやりかたに変更した。これでずいぶん時間が節約できた。また、全ての人が各事業について質問や提案ができるようになったのは参加民主主義の深化というものだ。


しかし、40本近くあるボラ協の事業を50人全員で叩くのはやっぱり疲れる。ただ、これをしないと、ずるずると「メンバーシップからマネージメントへ」の道に迷い込みやすい。だから、なんとかさらに効果的な方法を開発して全員参加の直接民主主義的な会議を進化させていく必要があると思う。