大川端だより(283)


明日は、13時から17時まで講座のチューターをやる。ぼくがするレクチャーの内容は下記のレジュメの通り。「七人の侍」のプロデューサーの話を掴みに使おうと思っているので、「黒澤明と『七人の侍』」(都築政昭著 朝日ソノラマ発行)を読み返しているが、シーンごとに克明に説明されており、読みやすいし、写真もかなり多いので、非常に参考になる。


■レクワク・シリーズ「市民プロデューサーになろう」(その5)
<2008年1月19日(土) at大阪市立総合生涯学習センター>


■タイトル:「自分で『活動』をつくるプロデューサーになろう!」
(最初にこのタイトルに含まれる深遠な意味内容を解説します<笑>)


■1■レクチャー■90分■


(1)まず「団塊世代」について考えよう
・「団塊世代」は「魁世代」
・平和と民主主義と経済的繁栄+α
・絶えず変化し続けるのが世の中の常態
団塊の世代はチェンジリーダーになろう


(2)では、「プロデューサー」って何する人?
・あなたは「七人の侍」のプロデューサーを知っていますか?
・プロデューサーの仕事は企画と資金集めと人の手当
・発端は、「市民プロデューサー養成講座」
・なぜ今、「市民プロデューサー」なのか
・市民プロデューサーにはコミュニケーション力と企画力が重要
・アイデアとユーモアとネットワーキング
・市民プロデューサーが創るものは何でしょう?


(3)市民プロデューサーが働く分野(場所)は…
・「市民社会」はすでにある
・「第1セクター」⇒「第2セクター」⇒「第3セクター」
・高度消費社会とは何か?(消費主体として成長する子供たち)
・経済原理(価値)ではない人間と自然の原理(価値)を確立しよう
・「市民セクターの拡充」という大阪ボランティア協会のミッション
・コミュニケーション以前の基礎認識:「異質の混在が社会の常態」


(4)「市民参加」から「市民自治」へ
・「行政参加」という考え方
・「市民」って何だろう?(国民、庶民、民衆?)
・信長型リーダーシップ」から「芭蕉型リーダーシップ」へ
・島田勘兵衛の場合:「リーダーシップとは人格である」
・「お金がない」「人がいない」「場や物がない」から始まるのが市民活動
・だから、ソフト(知恵、ノウハウ、ネットワーク)を使う以外に手はない
・企画とは「新しさの設計」である
・一人で考えるよりみんなで考えるほうが良いアイデアが出る