大川端だより(245)


民主党大阪市長選で元毎日放送アナウンサーの平松さんを推すことに決めたようだ。これで、自公擁立の関現市長、共産党が推す姫野さん、そして市民派の橋爪さんと4候補が揃い、久々に大阪市長選は面白くなりそうだ。勝敗を度外視して、大阪が選挙で盛り上がることはよいことである。投票に行く人も増えることだろう。


民主党擁立の平松さんは、ぼくの印象では、その容姿や雰囲気など、女性人気が高まることは間違いないと思う。とくに中年女性たちには人気が出るだろう。元アナウンサーだから、演説も上手いだろうしなあ〜。橋爪陣営にとっては、強力なライバル出現である。橋爪勝手連も頑張らなくっちゃ!


今度の市長選挙民主党は、来年春にも想定される総選挙への前哨戦と捉え、管氏や鳩山氏など大物をつぎ込んでくるに違いない。そして自公も、同じような戦術で、人気のある舛添氏など現職の大臣を大阪に送り込んでくるはずだ。そうすると、市民派の橋爪氏は、政権与党と先の参院選で勢いづいている野党最大勢力との間の戦いの中で埋没してしまう恐れがある。橋爪陣営としては、若者と無党派層の票を掘り起こす以外に手はないのだが、その秘策はあるのか? インターネットが橋爪陣営にとっては鍵となるのではないか……。