大川端だより(111)

天神橋商店街や中崎町界隈は「町」なのか「街」なのか。それとも「まち」なのか…。もともと「町」とは「区画した田地」という意味だから、整備された市街という感じだ。しかし、「街」となると、「町並み」という感じがするのではないか…。街のほうが町より生活臭がより強いように思われる。町は地域を指し、街は街路を指す、とでも言おうか。最近は、「まち」と平仮名を使う標記も多い。「まちおこし事業」などと使われている。どうでもよい、と言えばどうでもよいことなのだが、日本語にはいろんな表記法があって、それぞれに若干のニュアンスの違いがあるため、こだわりだすと、収拾がつかなくなってしまう。今日の写真の「まち」はやっぱり「街」だろうな…。