2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

大川端だより(107)

梅といえばすぐに思い出すのが、芭蕉の「梅が香にのつと日の出る山路かな」である。「のつと」は、今風に書けば「ノッと」であろうか。嵐山光三郎著の『悪党芭蕉』によると、この「のつと」こそ芭蕉晩年の「軽み」論の極致であるそうな。「この句を新風の傑…

■梅が香にのつと日の出る…

大川端だより(106)

久々に大阪城公園まで遠征。梅林の梅が花をほころばせていた。お堀の鴨をデジカメで撮っていると、おっちゃんが近づいてきて、「鳥は冷たい水の中で寒くないのかなあ。私だったら手を浸けるのもいや」と話しかけてきた。適当に話を合わせていたら、最後に「…

■「生まれ変わるなら鳥に」とおっちゃんは言った

大川端だより(105)

羽曳野市綾南の森公民館で、公民館関係者90人ほどの前で講演。テーマは「団塊の世代について」と講師依頼の文書に書いてあったので、そのつもりでいたら、会場の看板には「いかに団塊の世代を公民館に呼び込むか」(正確なタイトルは忘れた)というようなテ…

■なんともユニークなのこぎり楽団

大川端だより(104)

今日の大川端は風が強く、こんな日はホームレスの人たちは本当に大変だろう。世界陸上があるので、長居公園などでは大阪市がホームレスの排除を打ち出している。そんなせいもあるのか、大川端はホームレスの人たちが増えているような感じだ。「大阪市政だよ…

■ブルーテントの主は己ぞ