2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

大川端だより(30)

大川端を南へ下っていくと幾つかの橋の下をくぐることになる。天満橋の下で大きなサギが水に飛び込んで魚を捕まえたようだ。天神橋の手前で土手に上がり、橋を渡ると、ちょうど真ん中辺りに下へ降りる螺旋の回廊がある。それを降りると、中之島である。パリ…

■中之島も目と鼻の先です

大きなサギが橋の下で魚をとったあと、休んでいた 中之島の中央公会堂 中之島のら

大川端だより(29)

片づけるのが苦手、というのは、捨てるのが苦手、ということだと思う。別になんでもかんでも取っておきたいわけではないが、いろいろ送っていただく通信や資料や報告書が捨てられない。そうかといってちゃんと整理できているかというと、できていないので、…

■カオスは広がっていく

事務所は本と書類の山 うちの庭(大川端)にはアート 猫アート

大川端だより(28)

皆さんはアートが好きですか。ぼくは好きです。「美術」「音楽」「文学」なんてジャンル分けは、最近はあんまり意味がないのかもしれませんが、好きな順位を無理やり付けるとすると、ぼくの場合は①文学、②音楽、③美術、というところですね。ヨーロッパは面白…

■アートはお好きですか?

甲子園のジェット風船? ・・・・・・

インコミュニカビリティ(伝達不能性)の自覚

▼世俗的な欲求、「もっとお金を儲けたい」「あの人に愛されたい」「いい仕事がしたい」「もっと出世したい」「効果的な市民活動がしたい」等々にはすべて人間関係が絡む。そして人間関係というのは全部コミュニケーションの問題である。だから、コミュニケー…

大川端だより(27)

どうもぼくは、大輪の花より、小さい花が一杯つくようなものが好きらしい。色は黄色だ。一番好きな花は、タンポポと菜の花。それに写真にあるような小菊っぽいものを好む。ダリアとか品評会に出品されるような大輪の菊なんかにはあんまり魅かれない。だから…

■インコミュニカビリティ…?

事務所の鉢植え。小まめに花をつけてくれるので嬉しい OAPタワー前の黄色い花 黄色いケッタマシーン(自転車)

大川端だより(26)

子どものころ、柿や無花果など実のなる木のある庭が羨ましかった。でも、町中の長屋やアパートやマンションばかりに住んでいるので、広い庭のある家に憧れるところもある。たとえば、岐阜のみどりさんのブログ「みどりの一期一会」http://blog.goo.ne.jp/mid…

■子どものころ実の生る木が好きだった

この赤い実はなんの実だ 柘榴(ざくろ)の実が生っていた

大川端だより(26)

蕪村の「春風馬堤曲」は、薮入りの娘が実家まで毛馬の堤にそって帰っていく道行きを俳句と漢詩で構成した作品である。今日の大川はポカポカ陽気で、10月だというのに春のような感じだった。まさに小春日和。小春は旧暦十月のこと。

■春のようなポカポカ陽気

大川ノラも日向ぼっこ 洗濯物もすぐに乾きそう 「春風駘蕩」という感じで、天蓋をオープンにして進む遊覧船 銀橋の方へ遠ざかる

大川端だより(25)

メルマガ「市民ライター通信」の編集会議。堂島のアバンザ(ジュンク堂のあるビル)のB2にあるベトナム料理店でランチミーティング。…と言いたいところだが、いつもこの編集会議は95%は編集とは関係のない四方山話で終わる。まあ、そこが楽しいのだとも言…

■「戦略爆撃」という思想の源は…

ヒコーキは恐ろしい 「ふく」と今日買った本

大川端だより(24)

昨日の日記に書いた蕪村の碑を見に行ってきた。淀川の本流と大川が交わるところにある毛馬閘門にあるので、源八橋からだとかなりの距離がある。とはいっても、自転車だとすぐである。河の堤から見る淀川は、かなりの大河に思えるが、アマゾンや黄河に比べる…

■毛馬の閘門で蕪村の句碑を見る

与謝蕪村顕彰碑の全景 礼賛碑 「春風や堤長うして家遠し」の句碑 生誕地碑 毛馬の閘門 閘門から淀川を望む

大川端だより(23)

大川端にはいろんな碑がある。それらを見ていると、この辺りが非常に歴史的に由緒のあるところだとあらためて思う。子守唄と舟唄の碑はどちらも天満橋と天神橋の間の河辺にある。与謝蕪村の有名な「春風馬堤曲」の中にある「春風や堤長うして家遠し」の句碑…

■文化の香り漂う大川端

天満の子守唄の碑 三十石船の舟唄の碑 天神橋筋1丁目にある画廊の壁面

NPO業界の2大(?)オピニオン誌

(特活)日本NPOセンターの季刊誌『NPOのひろば』の2006年夏号No.45で、拙著『市民ライター入門講座〜デジタルライターのすすめ』(http://www.7-g.co.jp/sougou/annai2.htm)に対する過分な書評をしていただきましたので、ちょっと面映い気分ですが、…

■NPO業界の2大(?)オピニオン誌

『Volo(ウォロ)』10月号と『NPOのひろば』夏号と秋号

「アマチュア主権」と「プロアマ革命」

「レイ・エキスパート」という言葉がある。英語で書くと、lay-expert、つまりlay(素人)+expert(玄人)で、意味的に両立できない単語の組み合わせである。しかし、レイ・エキスパート、即ち「門外漢なんだけど、ほとんど専門家と遜色ない知識・情報をもち…

大川端だより(22)

扇町公園といえば、ぼくらの年代はデモや集会の集散地としてのイメージが強い。しかし現在は、かなり様相が変わっている。一時はホームレスの人たちも多かったが、今はほとんどどこかへ移動してしまわれたようだ。子ども用のちょっとオシャレな遊具があり、…

■「アマチュア主権」というコンセプト

扇町公園側からみた関西テレビ+キッズプラザ ビルの壁がクライミングウォールになっている 遠足の小学生がいっぱい

大川端だより(21)

大阪市北区と都島区を結ぶ国道1号に架かる新銀橋(写真手前)と銀橋(正式には桜宮橋)。銀橋は、その優美なスタイルで大阪人に親しまれてきたが、昭和5(1930)年に完成したもの。戦前は日本最大のアーチ橋だった。慢性的な交通渋滞のため新橋建築が計画…

■銀橋と新銀橋

新銀橋(手前)と銀橋(正式名は桜ノ宮橋)

大川端だより(20)

今までしてきた仕事の中でいちばん長く続いたものの一つは、紀州藩(和歌山県<笑>)の県外広報誌。取材でしょっちゅう紀の国を走り回った。だから、曼陀羅華(マンダラゲ)や楠を見ると、ついその頃を思い出す。秋になると、あちこちに彼岸花が咲いていた…

■楠と曼陀羅華を見て熊野を思い出す

扇町総合高校のグランドで堀川小学校の運動会。秋たけなわ。でも喧しい彼岸花(マンジュシャゲ)が都会の公園にあるのは珍しい大川端で一番多い木は桜と楠。楠というと、紀州の博物学者・南方熊楠を連想する事務所の近くのお寺に咲いてる曼陀羅華(朝鮮朝顔…

大川端だより(19)

昨日の夜はすき焼き。今日のお昼は昨日の残りですき焼き丼。思えばぼくの子どものころ(プロフィールの写真は昭和30年、小学校3年生、10歳)はまずご馳走と言えばすき焼きだった。関東では豚肉ですき焼きをするそうだが、関西ではそれは考えられない。大体…

■秋はすき焼きに限るゼイ!

f: 昨夜のすき焼きの残りに卵を入れて昼御飯はすき焼き丼に