2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

大川端だより(5)

いよいよ今日が「繁盛亭」のこけらおとし。 真ん中の赤い人力車は初代桂春団治が乗った ものらしい。一番下の写真は天神さんの本殿。 ここでかつて俳諧師の井原西鶴が興行として、 一晩に二万句だったか四万句だったかを作句 したと言われている。スゴイ!

ディベートより“節度ある話し合い”を!

▼ネイティブアメリカンの口承史を書籍化した『一万年の旅路』は示唆に富む 本である。とくに、「節度ある話し合い」というコンセプトが、心の琴線に触 れた。論争やディベートという言葉との違いを考えると、どちらがより優れた 考え方・態度かが分かる。▼デ…

大川端だより(4)

ところどころにいろんなモニュメントや彫刻が据えられている。赤い脚の彫刻(?)は、OAPと大川の間にある藤棚の下の小道に置かれているもので、ここにはちょっと変わった味の彫刻が数体あり、時どき取り替えられているようだ。水防碑についてはかつてあ…

■ディベートより“節度ある話し合い”を!

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大川端だより(3)

大川端には一体どれくらいの野良猫が棲みついているのだろう。 春に生まれた仔猫が今はこの写真のような大きさになっており、 飼い猫とは違った体つきと目つきをしている。彼らにとって幸 いなのは、ホームレスの人たちと親切な猫好きが可愛がったり、 餌を…

9.11以来の死者数と空爆

▼2001年9月11日の同時多発テロの死者数は約3,000人だったが、それ以後のアフガン戦争とイラク戦争における米英などの兵士の死者数も3,000人を超えている。476名(於アフガン)+2,901(於イラク)(アフガンとイラクの兵士たちの死者数は含まない)。(http:…

大川端だより(2)

夏の大川端は花が非常に少ない。ムクゲか芙蓉の花が 少し咲いているだけ。春は、写真にある土手の潅木は 全て桜なので、本当に美しい。川端のソメイヨシノが 散って、造幣局の通り抜けの八重桜が満開を迎えると、 そのあとはツツジが独特の赤い色で自己主張…

■9.11以来の死者数と空爆

天満天神繁昌亭がまもなくオープン

長らく途絶えていた大阪の落語の定席が9月15日にオープンする。 この創設については、もちろん落語協会会長の桂三枝さんをはじめ 天神橋筋商店街の会長や天満宮の宮司さんのほかに多くの市民たち が協力した。大阪はお笑いのメッカみたいに思われていて、…

天満天神昌亭がまもなくオープン

大川端だより(1)

むしむしする残暑。大川ではたくさんの釣り人が糸を垂らしている。「巨鯉記録会」の横幕を掲げたおじさんたちが数人、パイプ椅子に座って話していた。こんな都会の真ん中を流れる河ではあるが、かなり大きい鯉が釣れるようで、以前一抱えもある鯉を吊り上げ…

今日の拙句

「サマータイム響けるごとき残暑かな」*1157876433

*1157876432

創造よりも鑑賞を

▼何か新しいものを創造することに努力を傾注するより、今ある優れたもの、美しいもの、幸せな状態を享受することを中心に、人生や教育や社会を組み立てることを提案したい。▼今この社会は、あまりにも新しいアイデアやモノを作り出すことに注力しすぎている…

国家と市場の二分法を超えて  

▼あらためて思うが、やはり「市民セクター」という考え方が大事だ。もちろん、 非営利セクターとか第三セクターという言い方もあるが、営利ではないとか、第 一、第二じゃなくて第三、というのではダメだと思う。国家と市場という強力か つ保守的なセクター…

CGM(消費者作成メディア)とCCM(市民創出メディア)

最近インターネットの世界でよく目にするCGMというのは、Consumer Generated Media、つまり「消費者が作り出すメディア」ということである。具体的には、無数の情報消費者たちが創り出しているブログやメールマガジンなどのこと。しかしぼくは、これをCCMと…

「自転車と日本文明」

▼今ちょっと日本の自転車事情をいろいろ調べている。オランダやドイツなど 欧州自転車先進諸国の現況と比べてみると、日本は非常に遅れていることが分 かる。日本の場合、あくまでも自転車は刺身のツマのようなもので、あっても なくても造りそのものの味に…